地元大阪での暮らしと言うのは、それは楽しいものがありました。
大阪はとても大きな街だから、遊ぶ場所はいくらでもあります。
友達も地元にはいますから、会うことだって可能です。
1人で遊ぶことも友達と遊ぶことだって可能な地元での生活は、とても充実していたって感じがします。
工場の仕事はとても忙しいけれども、それでも仕事自体も嫌いではありません。
仕事が終わった後や休日は遊びに気軽に出かけることができる、ストレスも上手に発散することができていました。
会社の方から出向して欲しいという話が出た時は、マジかよって感じでした。
和歌山の工場だからすぐ隣の県なんだけど、そこまで行くには2時間近くは必要となってしまいます。
朝が苦手だからこの時間はかなりキツイなと思ってしまいました。
「向こうには社員寮があるから、そこに入ればいいよ」
上の方からこう言われて、和歌山の御坊で生活をすることになっていったのです。
一人暮らしをすることは全く問題とは感じていませんでしたが、問題はその場所でした。
田舎なので遊ぶところがない、地元の大阪のように気軽に遊びに行くことができないのです。
これには困り果ててしまったのでした。
それまでは遊ぶところがたくさんあった環境だったから、この落差にはショックを受けてしまいました。
休みになると社員寮でただゴロゴロして過ごすだけ、何だかとっても不健康だなって感じてしまっていたんです。

地元の人たちってどうやって休日を楽しんでいるのか?とっても不思議な気持ちになってしまったんです。
なにもない所で秘密の遊びでもあるのか?なんて考えちゃったりして。
退屈な休日を何とか改善したいなと言う事ばかり考えるようになってしまっていたんです。